3回目に紹介するのは2回目の続きのシーンです。
現場検証でポールスターに集まる港署の刑事たち。
タカの靴が発見されると田中が「鷹山が犯人だ」と言い出して、
自分の推理を話す。
店の外では大下が恵美から意味深な言葉を聞く...
では、台本とマスターが撮った撮影風景の写真をお楽しみ下さい。
走ってきた覆面車が急停車し、大下が飛び出す。
すでに覆面車やパトカーなどが到着し鑑識の安田一郎、
そして町田、吉井、田中、谷村たちが津山のヨットやその周辺を調べている。
津山の死体が残され、ヨットの中は銃撃戦のあとのように破壊されている。
安田「相当派手に打ち合ったみたいだな」
田中「あーあー、とうとうやっちまったよ、鷹山は」
落ちている鷹山の銃と片方の靴。
田中、鷹山の靴の臭いを嗅ぎ、
田中「まさしく鷹山の臭いだ……この男に多額の借金をしていた鷹山は、
厳しい取り立てに耐えきれず、撃ち合いになったンだなァ」
大下「売れない小説家になれるよ、中さん」
ヨットに向かって駆ける恵美。
それを飛び出して来た大下が抱きとめた。
恵美「……大下さん!」
大下「(つらい表情で)……」
恵美「やっぱり……マスターが……」
大下「……やっぱり?」
恵美「離して!!」
大下「行くな!」
写真を取り出し、大下に差し出す恵美。
それは恵美が店で伊達を撮った写真である。
大下「伊達か?!」
恵美「(頷き)大下さんに知らせようと思っていたら……マスターが……」
その時、覆面車で無線を受けていた吉井が、
吉井「署に戻るぞ」
大下「ちょっと待ってよ、パパ」
吉井「大至急、署に戻れって課長命令だ!」
大下、ため息をつき、恵美に、
大下「部屋に戻ってろ……連絡する」
恵美「……」
小さく頷く
恵美に後ろ髪を引かれる思いで、覆面車に向かう大下。
ん?やっぱり劇中と台本の内容が違う!!
っと思われた人も多いのではないでしょうか?
では、劇中と台本の何処が違うか簡単に比べてみましょう。
「46 ヨットハーバー」〜「47A ヨットハーバー」
今回紹介した「46 ヨットハーバー」のシーンから
「47A ヨットハーバー」までのシーンも
2回目と同じように、台本の設定がヨットハーバーやヨットの中になっています。
ところが、劇中ではスターダスト店内と店の前のシーンになっています。
セリフも少しずつ変わっているのであなたもビデオを見直して違うところを探してみましょう。
劇中はご覧のとおりですね。
今回は劇中に登場しなかった写真をご覧下さい。
写っているのは吉井、田中、谷村の3人の刑事です。
これは現場検証の様子...でしょうか?
それとも撮影の間でしょうか?
劇中では登場しませんでしたね。
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